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お題―恋愛―
伝えたい言葉がある
メジャーな響き シンプルな発音
その言葉はたくさんの出逢いをつくってきたのだろう?
ならば同じように僕も その言葉で君を幸せにしたい
でも いざその時になるとなかなか出てこない
伝えたい想いがある でも伝わらない 伝えられない
僕が弱いなんてコトは分かってる
強くなりたいと思うさ
でも・・・
なんでだろう
伝えなくても幸せだよ
でも 伝えないといけない気がする
それによって二人の関係が崩れるとしても
その言葉が僕たちを救ってくれると思うんだ
偶然の出逢いを 一生の宝物にしてくれるはずなんだ
あぁ 今日も何も出来ないまま二人の時間が終わっていく
明日は言えるかな いや 言わなくちゃ!
そう思う毎夜 でも叶わない明日への願い
別れがいつかは僕たちを引き離すのかな
嫌だな 単純にそう思うよ
だって僕は・・・僕は君のコトが・・・
夜は更けていく
街中が静まりかえってるよ
僕は 夢の中で言えたんだ
予行練習かな 今日は言えそうな気がする
朝 君に出会った
やっぱり鼓動は高鳴ったよ
でも言わなくちゃ!
ねぇ・・・
「 」
二人の時間が重なっていく
痛いほどの 喜び
お題―お香―
春?
いや 冬か。
どんな匂い?
あぁ 今はもう鎮魂歌の代用か。
死者の追悼?
芳しき死の匂い。
一本二本。
その中に詰められた神聖なる芳香。
行雲流水。
広がり煙り名残を残して消え去る。
清廉潔白。
時限爆弾のように落ち行く閃光の跡。
悉皆成仏。
全てを包む白い煙が貴方の手に払われる。
効果あるの?
さぁ。死んでみないことには何とも・・・。
なんだそれ?買うだけ無駄かもよ?
かもな。でも人は誰でも楽する為に一生懸命。
楽する為に一生懸命?
あぁ。楽するってのにはそれなりの努力が必要なんだよ。
よく分かんねぇな。
いいんだよ。所詮世の中矛盾だらけ。
いもしない神に縋りたくなるもんだ。
僕は今「少年」
此処は田舎だ
青い空 白い雲
緑の草 黄色い花
戦ぐ風 鳥の戯れ
遙か彼方を見通すことも
過去も 未来も 沢山視た
「神童」
何時からかそう言われ
不自由なく暮らして来た
世界の神秘や不思議を家の中で全て視た
ただ 苦労だけは視なかった
私は今「青年」
此処は栄えた
白い街 青い海
子供の声 一片の花びら
跡をひく 頭上の飛行機雲
私の眼は疲れを知らない
安眠も失せ 年中世界を視た
「千里眼」
何時からかそう言われ
頼られて過ごして来た
世界の醜態や戦争を家の中で全て視た
ただ 何時からか空は視なくなった
儂は今「老人」
此処は廃れた
鼻を衝く臭い 力を無くした死体
耳に残る 断末魔の叫び声
儂の眼はもはや道具となった
人々の要 人柱力となった
「長」
何時からかそう言われ
縋られ 縛られて生きて来た
災害や戦争の予知に使われてきた
ただ もう悲しくは無かった
「諦め」
元来 人とはこういう者だ
身勝手で なにより悲しい
与えられた能力は 大きすぎた
僕は、私は、儂は、生きていく中で
人の中までも視てしまい
その醜さにあてられてしまったのだ
儚き生命を尚 汚す人々の
自己中心的利己主義者の
自分勝手な現実崇拝主義に
お題―冬の気温―
青い空を掻き消して 黒い雲がやって来る
僕だけの明日を 妖しく攫っていくようだ
外は寒い 昨日はとうとう氷点下を下回った
木枯らしが吹く暗い月夜の晩 誰かの泣く声がする
いつまでも待つことは出来ない 溶ける雪のよう
二つと無いこの夜も 髪を撫でる風のよう
白い雲が祓われて 赤い夜がやって来る
黒いカラスが 僕の喉元に眼を光らせている
赤い血が宙を飛ぶ 瞬間が永遠へと変わっていく
粉雪は次第に雨になり 積もる想いの全てを流してくれる
ほら フクロウも静かに 夜を狩るハンターのよう
あぁ 月は嘲嗤っている 僕だけがこんなにも必死なのを
いつも一人だ こうやって 全てが僕を否定する
いつもそうだ 僕はこうやっていつも僕を悲観する
「君」という君もいなく 呼ぶ者も呼ばれる者もいない
これだけ色々な景色を 季節を 感じながらも
僕は人というものを感じられない
遙か彼方 いつか君を見つけられるのだろうか
永遠 虚空 空間 世界
『神』
全てを忘れる 刹那
-273℃の 世界
ある日曜日の寒い朝
君と出会って思い知る
冷えた心を暖める
柔らかい春の陽射しの様
ある日曜日の昼下がり
君を見ていて思いつく
あの太陽を手にとって
心の熱さを見せたいと
ある日曜日の星降る夜
君と別れて思い出す
一人でいた日の寒いこと
夢と遊んだ一人の日
そしていつかは思い知る
君に許した僕の世界
目が覚めた。
忘れていた感覚と痛みに身体が悲鳴をあげていた。
ふと、眠りに就く前と場所が違うことに気付き、ばっと身体を起こした。
「ここは・・・どこだ?」
どうやら洞窟か何かの中の様だ。辺りは静まっていて、ひんやりとした澄んだ空気が流れている。岩肌から水が染み出しているのか、時々水の落ちる音がする。
その時、足音がした。
私が驚いて振り返ると、そこには金色の瞳を持つライオンとその横に立つ少年がいた。
緊張の一瞬。
膠着状態が続く。いつ襲いかかってくるか分からないので、姿勢を低くして備えた。
「人間を見るのは久しぶりだの」
いきなりとても低く、少ししわがれた様な声が聞こえた。
一瞬、静かにこちらを見据える少年が喋ったのかと思ったが、次の声でその声の主を理解した。
「おや、人語を話すライオンが珍しいのか。無理もない。自然の流れでは決して有り得ないことだからの」
ライオンはくつくつと笑っている。その顔は、百獣の王と呼ばれるのが嘘と思われるほど優しく、普段の怖いイメージからは想像も出来ないほどだった。
私がいつまでも呆けているとライオンはこちらに気付き、スマンスマンと言ってから私がさっきから知りたいと思っていたことを予想でもしていたかのようにゆっくりとした口調で語り出した。
「わしがお主を助けたんじゃよ。あんなところで倒れていては死体だと思って他の者が食べてしまうかもしれないからの」
どうやら私は助けられたようだ。
「なぜわしが喋られるのか、まずはそこから話そうか。結論から言おう。この森に住んでおる者は全て"獣人"と呼ばれる種族の者じゃ。その名の通り身体の中を人と獣、どちらの血も流れておる。人間と獣の交配種なんじゃよ。だからわしは、より人間に近い知能を持ち、喋ることが出来るんじゃ。逆にこの子は、獣の血を色濃く受け継いだ人間だから喋ることが出来ないんじゃよ」
全てに納得した訳ではないがとりあえず意味は分かった。話しは続く。
「もともとこの森も普通の森と変わらない自然な森じゃった。じゃが何年か前に白衣を着た人間共がやって来ての。何人かは喰らってやったんだが、奴らは多いし、科学の力もある。結局仲間はたくさん死に、生き残りの中からも無作為に捕獲されて、実験体にされてしまったんじゃよ。奴らの実験は非道じゃ。ある日帰ってきたセキレイのシルフは何日か後に肉体が変化し、五体が千切れて死んでしまったし、ネコのミーナは筋肉が異常な速度で発達して身体が進化速度に耐えられなくなって死んでしまった。残ったわしらは、何とか生き残ろうと必死だった。そこへ、今度は街から迫害されたという人間が現れた。わしらは人間に恨みを持っていたが、喰うことは堪え、より強い子孫を残そうと考えた。そうして生まれてきたのじゃ」
ライオンは悲しそうというよりもむしろ懐かしそうに語っていた。一つ一つを思い出すように。
私は不思議と可哀想とか、そういう感情を抱かなかった。人間とはそういうものだと知っているからだろう。更に話しは続く。
「人間はまたやって来た。獣人など異例だろうからな。じゃが、わしらは前のように弱くはなかった。人間を追い返したんじゃ。あの時は嬉しかったのう。それ以来人間は来ず、森に来た人間も死に、お主があの日から初めての来訪者じゃ」
どうやら話しは終わったようだ。ライオンはこちらをしっかりと見ると、
「じゃがお主からは今までの人間とは違う何かを感じるのう」
と言った。当たり前だと思った。私には記憶がない。人間らしさが何かなどよく知らない。
深い考えに耽っていると、ライオンは重い空気を察知したのか、
「そうじゃ。お主今日はわしらの祭りに参加せぬか。夜に炎のまわりを踊り歩くんじゃ。楽しいぞ、どうじゃ」
と、勧めてきた。ここで断るとライオンが気を悪くするだろうし、断る理由もないので、
「ええ。ではお言葉に甘えて、そうさせていただきます」
とだけ返した。
「自己紹介がまだだったの。わしはリオウ、この子はディンじゃ。よろしくのう。お主はなんというんじゃ」
少しだけ躊躇った後、
「ネリです」
と答えた。初めて他人に名前を教えた瞬間だった。
夜が更けていく。
宴が始まろうとしていた。
そう、獣の血が騒ぐ、満月の夜の宴が。
To the next time
人は一人では生きていけない
人が生きていくには必ず誰かの協力があるだろう
買い物一つするのだって買う自分、売る人、仕入れる人、つくる人・・・
まだまだ沢山の人が関わっているはずだ
僕は一人で生きていきたい
他人に干渉されたくない想いがある
自分の範囲に他人が土足で上がり込んでくることは無礼だ
買い物一つするのだって買う自分、勧める人、押しつける人・・・
まだまだ沢山の人が関わっているはずだ
人は皆、矛盾の中で生きている
ほんの些細なことだけどそこに焦点をあててみると
意外に「変だな」と思うことが多い
必ず誰もがそう思う 必ず逆のことが起こる
そんなことも案外多いもんだ
生きる 人は矛盾を背負いながら
見て見ぬふりもその逆もするもんだ
人は嫌いだ。
心が腐っている。
人が好きだ。
考えることが面白い。
人は嫌いだ。
うわべを気にしている。
人が好きだ。
裏切りも飽きたりしない。
人は嫌いだ。
七つの大罪を全て揃えている。
人が好きだ。
煩悩を忘れようと必死になっている。
人は嫌いだ。
自然を壊していく。
人が好きだ。
季節と時を共にする。
人とはなんだ。
五体を揃えている。
人の心は天秤のように
いつも善と悪を比べている。
お題-人狩り-
生き血を啜る死神
漆黒の翼を朱く染める
人間の魂など悔いることは無い
同じようなモノがその辺りに転がっているだろう?
無作為に選ばれた人間は
一見何かの事件に巻き込まれたり
寿命で死んだりと思われているらしいが
実は全て 私の手の中にあったのだ
嘘だって?
じゃあ確かめてみればいい
死んだ人間に会える方法があるならな
結局 誰も信じちゃいないんだ
自分の好きなように解釈して
自分の好きなように行動する
俺も人間も同じだよ
だから俺は 今日も太陽など関係なく
今日を駆け 人を狩る
せっかく陽に向かう影Ⅲ四分の三ほど書けたのに!
消えたーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
なんだこの悲しみはーーー!
お前にこの悲しみが解るのか!?えぇ!!!
あ、すいません。
発狂してました・・・。
はぁ・・・またはじめっから入れるか・・・。
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小説情報
新! 陽に向かう影Ⅲ(2/10)
未 鉄槌(未定)
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食物:
食べられる物一般
書物:
成田良悟さんの作品,
山田悠介さんの作品